びんぼういけりんのゆるい生活

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「薬」になる「薬」のお話

5月8日
毒にはなっても薬にはならないことを
発信してるこのブログですが、

薬といえばコロナさんの治療薬のこと。
「薬ミュージアム」で新薬ができるまでを

みた時、通常まったくの開発段階から
作った場合、実用化まで10年かかると。


特に「安全性」と「地検・臨床」に時間をかけて確実性の
あるデータを承認に出しても時間がかかるとありました。

(ちょっと、もしかしたらのリスクを知りましたが)


そのためコロナさんに限らずまずは、
既存の薬や海外で使われているのを、

治験して承認の場合が多いのです。
外国人では使えても日本人には合わない場合もあるから。
(保険適用にならないと目が飛び出るほどの高額)


そんな難関を通り承認されても、
使ってみたら問題が多く社会問題になるのが

たまにあるのは周知のとおりです。


だからコロナさんの薬が量産化される前に、
承認されるのは異例中の異例だし、

命がかかっているとはいえ、
十分な試験を行わないで臨床で効果があるから

GOを出して重大な副作用が出ないか心配。
試験で重視するのは「安全性」「効果」。

危惧するのは「起こりえる副作用」の割合だから。


そいう私は治験に参加中だから。
アトピーの薬ですでに海外では使われてるものだけど、

その期間、なんと2年半。
事前検診をいつやったか忘れるくらいだけど、

残りを聞いたら、あと1年もあるんだと。
流用でさえそんな息の長い試験です。

 

この差はなんなんだと。
「死のリスクのある病気」と「そうじゃないから?」。

アトピーも間接的に「死亡リスク」あるんだけど。
特に思春期。


あたしゃ大変だったよ。
効果を調べるために最初は「本物」と「ラムネ」を

どっちかコーディネータも医者もわからない秘密で
服用するんだけど、見事に「ラムネ」摑まされて、

飲めば飲むほど悪化するという地獄。
止めるのは自由だから「止めたい」と

相談したもの。
それが「本物」に変わったら、

嘘のように楽になったという。


まあ、協力費という謝礼がもらえるし、
診察、試験の薬代は基本タダ(でも受けたとこは普通より

はるか格安だけど診察代取られるけどなぜ?)
私の場合、会社を休まなければならないけど、

交通費、半日がかりだから食事代を引いても、
会社行くより黒字額が多いからいいお小遣いだけど。


笑えないのがインフルの試験募集。
インフルになったら受けられますって言っても、

Aなら熱が40度近く出て動けないというから、
治験会社へ行けないだろうと思ったり。


あと、製薬会社に騙されますね。
明治製菓」=お菓子屋さんが

出してるから安心だろうと、
試してみたメンタル薬があったんです。

私は胃がよく痛くなる体質なので、
見事に副作用が胃にきて、

辛くて処方中止にしてもらったことあったし。
あとあまり知られてないのがジュネリック。

「医療費削減」のため勧められますが、
ジュネリックは中心になる薬効の成分は同じでも

「つなぎ」は様々なのです。
特にメンタル薬は「つなぎ」で薬効や副作用を

左右されることがあります。(デパスが以前から有名です)


あとアトピーの経験で、
一時住んでいたところの皮膚科に

かかったとき、
「オヤジなら絶対処方しないけど、

辛そうだから特別に出してあげる。
これ、飲み続けたら死ぬよ」っていう処方を

されたことがあります。
多分、あまりにアトピーがひどいから急いで

楽にしてあげようと思ったのでしょう。
おそらく、入院して処方後の様子観察が必要な

ステロイド剤だと思います。
当時の「お薬手帳」がないのでなんという名前か

わかりませんが、そう言われて出されたのは
それ一回しかありませんし、他では絶対処方しないでしょう。


しかし富士フィルムが製薬やってるなんて
初めて知りました。

フイルムに限らず「写すもの」はなんでもなので
印刷や医療器械を作ってるのは知ってましたが。


経験から「薬」になる「薬」の話を書いてみました。


おやすみなさい。
眠剤を飲んでる人はしっかり飲んで休んでください。

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