びんぼういけりんのゆるい生活

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うつで倒れるまで・1…向上心の暴走の始まり

9月4日

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社員編集は所詮サラリーマンですから、大手などは人事異動がありみたいです。
よく聞く話は、全然畑違いお雑誌に交わされたとか、現場を外されて営業になったとか。

しkし、私のいた会社はその筋では名前が知られた会社とはいえ、「下請けの町工場」ですから、いわゆる「版元」のような人事異動はなく所属されたところにずっといる感じでした。


それはよくいえば担当してる雑誌が続く限り在籍できますが、班長は古株連中が居座っているので出世は望めません。
ステップアップしたかったら、実績を持ってもっと大きい会社に「遺跡」するしかありません。


曽於の頃から大手、中小版元がメイン雑誌の売り上げが伸び悩んでいたので、アダルトものとはいえ万単位の単行本が売れる作家を知ってることは大きな武器でした。


その頃気を吐いていたのは、S出版のAをはじめとしたエロ系レディースコミックでした。
なんせ男性誌がぬゆいくらい過激な内容と、表現の派手さで、週刊誌にも取り上げられましたから。

たまたま勢いのあったS出版の仕事や、性格的に口も出していたある人と知り合いました。


その人が私の書いてた記事を見て、「あんた、いい文書くじゃない。俺の下で仕事を手伝ってくれないか。もう一杯で受けられないんだ」と、頼むというより強引に手伝うことになりました。

初めて社外の仕事をすることになりました。
最初は、何度もリテイクをくらいましたが、続けるうち読者の反応がいいとは沖される数もどんどん増えていきました。


給料が決まってて上がらない会社より、やればやっただけ報酬が増える外注の仕事の方にやりがいを感じるようになりました。
そこで得たものを雑誌にフィードバックさせることで、ステップアップを考えたのですが…。


若さもあって頑張りすぎていました。